エンドカンナビノイドシステムとは何か?私たちはカンナビノイド不足なのか?

ヘンプの存在は歴史の記録の至る所に見つけられます。ヘンプは、食べ物、薬、エリキサー、布地であり、私たちの先祖が最初に栽培化した作物だと考える人もいます。

古代インドでは、牛乳、スパイス、ヘンプを混ぜたドリンクは消化を助けると信じられており、同時に熱や赤痢にも役立つとされていました。一部の人々はヘンプを「神の花蜜」と呼び、身体をより覚醒させると信じていました。

アメリカの歴史においては、1800年代半ばから1900年代半ばまで、ヘンプはアメリカ薬局方の自然な一部でした。またアメリカの医師は定期的にヘンプを処方していました。1930年代にヘンプを栽培する農家に対する課税があまりにも値上がりし、農家はヘンプ栽培から引き離されました。ヘンプを見つけることがより困難になるにつれ、カンナビジオールは食物連鎖からほぼ消滅し、アメリカ人はカンナビノイド不足になりました。

カンナビジオールはエキナセア、亜麻、そしてもちろんヘンプなどの植物に含まれる天然由来の化学化合物です。この形では、ファイトカンナビノイドとも言及されます。しかし、植物だけに含まれるものではありません。カンナビノイドは人体にも元々存在しており、母乳にさえ含まれています。実際、母乳に含まれるカンナビノイドは、小児期の成長における重要な要因だと信じる研究者もいます。

カンナビノイドの由来に関係なく、カンナビノイドはECSとしても知られる体内のエンドカンナビノイドシステムと相互作用します。ECSは、哺乳類の脳および腹部臓器に含まれるカンナビノイド受容体ネットワークです。このシステムは、気分、睡眠、食欲を含む自然な人体機能と密接な関わりがあります。ECSは主に2つのエンドカンナビノイド受容体から成り立っています。中央神経系に存在するCB1と、末梢神経系に存在するCB2です。

主に脳内と脊髄に存在するCB1受容体は脳の神経細胞と結合し、身体の生理化学の調節を助けます。エンドカンナビノイドもファイトカンナビノイドもこれらの受容体と結合し、細胞間のタンパク質通過を管理します。

CB2受容体は主に白血球、扁桃腺、脾臓に存在します。これらの部位に結合するカンナビノイドは、免疫系反応を調節するよう作用します。CB2に関する研究は、カンナビジオールが身体の内部体系のバランスに影響する可能性を示唆しています。

カンナビノイドを体内に取り入れることで身体のバランスを取り戻せる可能性がある、と研究者は信じています。カンナビノイドおよびエンドカンナビノイドシステムの発見により、科学界は多くの疾患の作用の仕方や治療方法について再考せざるを得なくなっています。

結局のところ、ほとんどの人は身体のバランス状態を維持するのに根本的な部分が不足しています。これらの受容体が人間の本質的な部分であるという事実は、私たちにこう問いかけます。私たちはカンナビノイド不足なのでしょうか?