コロンビアで医療大麻解禁

コロンビアのフアン・マヌエル・サントス大統領は22日、医療大麻の合法化と規制を定めた大統領令に署名した。同国の麻薬取り締まりをめぐる強硬姿勢の軟化を示す新たな政策となった。サントス大統領はテレビで全国放送された演説で、医療・研究目的での大麻の栽培・加工・輸出入を完全に合法化することを発表した。この大統領令により、大麻や、原料となるアサの種や葉の所持に対する許可証の発行が可能になるという。同国では医療用大麻に関する法律は未整備で、1986年の法律で認可はされたものの規制が設けられていなかったことから、生産は全国規模には広がらなかった。サントス大統領は、「大麻やその他の物質の生産・輸出・販売に加え、医療・研究目的での使用は数十年前から認められてはいたが、一切規制されていなかった。きょう行おうとしているのは、その規制だ」と述べた。さらに、「われわれが目指しているのは、安全で高品質のコロンビア製の薬剤を患者が入手できるようにすることだ。同時に、わが国における科学的な研究を推進していく好機にもなる」と話した。

写真はコロンビアのメデジンにある自宅で、生まれつきてんかんの持病を持つ娘(左)に医療大麻を投与する母親

出典 http://www.jiji.com