ヘンプシードオイルとは?

ヘンプシードオイルとは

ヘンプシードオイル(麻実油)は、ヘンプの種子から抽出したオイルです。原料となるヘンプは中央アジア原産のアサ科アサ属の植物で、麻、大麻、大麻草とも呼ばれます。いわゆる薬物使用に用いられる麻薬「大麻」も、このヘンプと同じ大麻草ではあるのですが、両者は品種が異なります。最大の違いはテトラヒドロカンナビノール(THC)の含有量です。向精神作用があるTHCは、麻薬として用いられる大麻には20%以上含まれていますが、繊維を利用するために品種改良された産業用ヘンプのTHCは0.3%未満です(産業用ヘンプはEU諸国ではTHC含有量0.2%以下、カナダでは0.3%未満の品種と定められています)。日本では栽培が禁止されており、殆どが輸入に頼っています。
この産業用の麻の種子(ヘンプシード)から、圧搾法で抽出されるのがヘンプシードオイルです。原料に圧力をかけ、油を搾り取る圧搾法は、溶媒を用いる他の抽出法と比べ、溶剤が残るリスクも少なく、成分がそのまま抽出されます。

ヘンプシードオイルの成分

リノール酸やα‐リノレン酸、γ‐リノレン酸などの必須脂肪酸が豊富で、ヘンプシードオイルの総脂肪酸の約80%が必須脂肪酸であるという報告もあります。体の中で合成できないため、積極的に摂りたい必須脂肪酸です。現在はオメガ3系の脂肪酸とオメガ6系の脂肪酸の比率を、1:2~1:4にすることが推奨されています。ヘンプシードオイルは、オメガ3系のα‐リノレン酸とオメガ6系のリノール酸の比率が1:3と、理想的なバランスになっています。
また、2~4%程度含まれているγ‐リノレン酸は、体内でプロスタグランジンに変換され、私たちの身体に有益なはたらきをしてくれる成分です。

ビタミンAやビタミンEなどの脂溶性ビタミンの他、ビタミンCなどの水溶性のビタミンも含まれています。

日本人が不足しがちな銅、鉄、亜鉛、マグネシウムなどのミネラル、良質なアミノ酸、水溶性と不溶性の食物繊維もバランスよく含んでいます。

ヘンプシードオイルがサポートできること

オメガ3系とオメガ6系の各脂肪酸がバランスよいので、デリケートな方が健やかに過ごせる毎日をお助けいたします。

α‐リノレン酸で、気になる脂肪やコレステロール値にアプローチします。

豊富なビタミンAはハリに、ビタミンCは紫外線に、ビタミンEがアンチエイジングに。また、セラミドの原料であるリノール酸も含まれており、美容を気にする方には強い味方です。

豊富なα‐リノレン酸によりサラサラを期待できます。

α‐リノレン酸は、体内では多価不飽和脂肪酸のエイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)に変換されます。うっかりしがちになってきた…そういえば、集中できなくなってきた…そんな不安な時に。

    

このように栄養価の高いヘンプシードオイルですので、そのパワーもはかり知れません。

美容にも健康にも、まさにマルチなヘンプシードオイル。ぜひライフスタイルに合わせて取り入れてみてください。