CBDオイルに副作用はないのでしょうか?

CBDオイルに関し、一般的に言われるような顕著な副作用については現在の所、報告例はありませんが、未だに調査研究が日々行われているようです。

CBDの副作用にまつわる実験結果

近年ですと2006年、ブラジルの医学生物学研究ジャーナルで調査結果がまとめられています。精神的疾患および不安障害に対するCBDの有効性を調べるにあたり、行われた実験でした。

この報告によると、経口、吸引、静脈路によるCBD摂取が、人体に毒性を誘導することはなかったということです。また、健康体のボランティア被験者に対し、30日間CBDを一日10~400㎎の用量で長期投与したところ、神経学的にも精神医学的にも変化は起こらなかったと報告されています。

さらに、ハンチントン舞踏病患者に一日700mgの用量を6週間投与しても、まったく毒性を誘導することはありませんでした。

これら実験調査の結果から鑑みて、CBDに副作用はなく、安全だと見なされたと報告されています。

血友病患者の方のCBDオイル摂取はやめましょう

ただしCBDには、抗凝固剤としての作用が起こりうることが、2007年のPhytomedicine誌上で報告されています。血液凝固の問題を引き起こす血友病などの病気にかかっている方は、このような調査から、副作用を回避するためにも、ご使用をお控えくださいますようお願い申し上げます。

妊娠中や授乳中のCBDオイルの副作用はどうなのか?

現在の所、CBDオイルと妊娠との関係性とその副作用についての研究は殆どなされておりません。大麻草成分が妊娠に与える影響については、THCの研究に集中しているのが現状です。

ただ、報告されている情報としては、次の通りです。

2006年に行われた動物実験においては、CBDが妊娠初期のリスクと因果関係はないと報告されています。妊娠の初期段階にいるマウスに対し、THC、CBD、CBNのそれぞれの影響を分析したこの実験で分かったのは、THCが着床や排卵、胚細胞の死滅に何らかの影響を及ぼしており、その他のCBDとCBNに関してはまったく無関係であったということでした。よって、妊娠初期のCBDオイルの副作用はないと、一般的には考えられています。

次に出産段階におけるCBDの影響についての情報です。出産というと子宮の収縮が起こる現象ですが、2010年の調査では合成CBDが子宮の収縮を減らすことが報告されています。THCやアナンダミドといったカンナビノイド類も同じ作用があることが、分かっています。
また、早期分娩の際に、子宮を緩めるのに使われる薬品に、合成CBDが何らかの影響を与えるようです。

2013年の研究で、出生前のCBD摂取で胎盤透過性が上がる可能性が報告されています。これは母体が摂取した薬剤などが胎盤を通過して胎児に到達する可能性を示唆したものです。この実験自体は、人体ではなく、培養された細胞で行われたもので、現時点では実際にヒトの体内でどのように作用するかは分かっておりません。
同年の別の研究でも、類似した報告がなされています。これはCBDではなく、大麻草の使用についてですが、妊娠中の大麻草使用は、胎盤の保護機能を低下させる恐れがあるということです。

次に、大麻草成分を内服した時の、授乳時における胎児への影響についてです。アメリカ国立衛生研究所(LACTMED)のデータベース上のレポートによると、現時点では影響はないとされております。ただ、こちらも研究段階にあるのが現状です。