CBDオイルが依存症の解決策になる可能性 2018.08.07Endoca

CBDオイルが依存症の解決策になる可能性

ニュー・サイエンティスト誌はイギリスのエジンバラで開催された英国神経科学学会の会議で研究者たちについて報告し、10代の若者の大麻中毒を止めるのを助けるためにカンナビジオールを使用する可能性について論じています。


大麻は、喫煙する場合は、ソフトドラッグであると考えられていますが、中毒になる可能性はあります。ますます多くの若者が大麻中毒からの逃げ道を求めています。中毒や依存を定義することは簡単なことではありません。通常、ある物質の使用をやめたいのにやめられない場合、またはその物質が生活に悪影響を及ぼす場合にその人は中毒であるとみなされます。離脱症状は、その物質を止めるのを困難にします。大麻を多用する場合は、離脱症状として不安、気分の揺れ、不眠が含まれます。


どれほど多くの大麻使用者が中毒になるのかは明らかではありません。1990年代に米国で行われた研究がしばしば引用されています。その研究は、常用者の9%が依存するようになると言っています。他の薬物と比較すると、大麻は比較的習慣にならない薬物のカテゴリーに入れられます。ヘロイン使用者の23%が中毒になり、アルコール使用者の15%が中毒になります。


南ロンドン・アンド・モズリーNHS基金の薬物使用者を治療しているルーク・ミッチェソン氏は、大麻の喫煙は大丈夫だという認識がありますが、その習慣性の可能性を過小評価すべきではないと警告しています。


大麻中毒のためのカンナビジオール

他の多くの薬物中毒とは異なり、大麻使用者が大麻をやめるのを助けるための治療法はありません。治療法の可能性としてカンナビジオールを調べる臨床試験が進行中です。


大麻中毒の治療法を求める10代の若者の数は、過去10年間で50%増加しています。人々は助けを求めていますが、誰もその助けを示すことはできません、と無作為化試験に関わっているロンドン大学のトム・フリーマン氏は言います。その試験では、48人において、カンナビジオールとプラセボとを比較します。もし、結果が肯定的であれば、人数を168人に増やします。大麻中毒の助けを求める人々を治療する方法を見つけることが肝要ですと、彼は述べます。 現在のところ最も有望な治療法は、逆説的に大麻の抽出物であるカンナビジオールでしょう。


ブラジルのサンパウロの医師は、2012年に大麻をやめるために激しい離脱症状を経験した19歳の少女のための治療法として、合成カンナビジオールを提案しました。彼女は13歳以降、毎日喫煙していました。カンナビジオールは症状をやわらげ、数日のうちに彼女は大麻をやめることができました。サンパウロ大学のホセ・クリッパ氏は、エジンバラの会議でこの事例を発表しました。


助けを求める10代の若者の数の増加は、THC濃度の上昇に伴って利用可能な大麻がますます強力になっているという事実によって説明できるでしょう。THCはあなたをハイにする化合物です。THCの摂取が長期にわたると、脳に存在する天然のカンナビノイドであるアナンダミドの濃度が低下します。


THCの摂取をやめると、アナンダミド濃度は回復しますが、それまでの間、人々は離脱症状を経験します。カンナビジオールはアナンダミドを増強しますが、それにより禁断症状を助ける可能性があります。


大麻はますます多くの国々で合法化されており、それ以外の国でも処罰の対象からはずされつつあります。このことはより多くの中毒問題を生み出す可能性を秘めています。合法化について議論している人々は、その正確な理由で取り締まるべきだと言います。違法であると、麻薬密売人が販売することになるためにリスクは高くなります。もしそれが合法であれば、より多くの人々が中毒からの助けを求めるようになるでしょう。


それほどパラドックスではない

結論として、大麻中毒に対するカンナビジオールの研究は完全に筋が通っています。CBDはTHCの影響を打ち消し、同時に中毒を中和する事が、いずれ証明されるでしょう。